有閑市民のすすめ
ゆったりと日々を過ごす。日常の中で感じたことや、趣味、興味のことなど。最近は、WHOTAKUな日々を満喫!? コメント・トラックバック、大歓迎!! ご自由にどうぞ。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
にっぽんの現場 「秋葉原 年の瀬物語」
とうとう、NHKも取り上げちゃいました。
6つのブロック(6名)の人間模様を中心に、彼らの1日を追跡、解明しようという、ある意味とんでもない番組でした(笑)。最後にもう一人追加でしたが。
彼らを通じて、秋葉原の今と昔の概要を少しだけ発見できたと思います。マニアやおたくの中に、一つのテーマとして“癒し”や、少し大風呂敷を広げると、“いかに自分自身の人生を楽しむか、人生に喜びを得るかということ”がありました。
トップで出てきたのは、美少女キャラおたくの大学生の本原さん。おたく展にあったような、まさにそのものズバリの室内。萌え中心の生活。この辺は、“ああ、おたくさんなのね”って感じで、ある意味無難でした。お店で見ちゃいけないってものってありますね(笑)。思わず、購買衝動に駆られますから。まさに、自分の臭覚や触覚に引っかかったものを求め、欲しいものに出費は惜しまない(ナレーション)でした。オタクになった理由や、彼の将来の希望も語っていましたが、やっぱりこのフレーズが心に残りました。二次元に夢をもらって、現実でガンバル。
つぎは、パーツ屋の島山さん。先代が開いた店を次いだ2代目。お店といっても、屋台ような畳一畳ほどのお店ですが、昔の秋葉原の様子や、ほのぼのとしたお店の雰囲気に、ゆっくりと時間が過ぎていくような感じで、すこしほのぼのといった感じを受けました。
そして、やっぱり、一番印象に残った(驚いた)のは、オーバークロッカーの大箸さんです!! なんといっても、液体窒素のボンベが普通のマンションの部屋にあるんですから!? そして、“記録が出た瞬間に壊れてもいい”!? 大人の遊びってある意味すごい! 奥さんも圧倒されてどうにもって感じでしたし。単に山があるから・・・的な感じではなく、一緒に遊んで(付き合って)くれる仲間とのコミュニケーションを通じて、仲間の人が言っていたように意味のない行為に自身の楽しみを求めているようでした。
あともう一人は、パーツ屋さんで小学生の松澤くん。当の取材されていたパーツ屋のおじさんとのやりとりは、大人顔負け。追跡調査で、アンプや電子機器を自作する少年でした。基板のハンダづけも慣れたもの。電気機械も宇宙ステーションも小さな部品でできている、だから部品は大事って、感動です。将来有望な技術者にあるかもしれませんね。
続いて出てきた人は、メイドカフェの店員のいちかさん。ある時、メイドカフェに入って、気持ちが和みバイトを始めたそうです。魅力をインタビューすると、くれば分かるって言ってましたが。これって営業なの(笑)でした。
そして、ゲームクリエーターの竜騎士07さんも出演されていました。彼の作品「ひぐらしのなく頃に」のコンセプトは平和な日常に潜む恐怖で、子供の頃に親からゲームを禁止されて、友達の和から仲間はずれにされた恐怖体験を語ってくれました。秘密が多いといった内容に合わせて、コミュニケーションの話題を提示するゲームであって欲しいとのことでした。企業経営ではなく、家族経営で、役割分担してゲームを作って、売り込んでいく姿に、少し意外性を感じました。
あわせて、商店街や町内会の様子・インタビューからから秋葉原の変容を知ることができました。
また、ある意味、コメンテーター的・ゲスト的な出演として東大の妹尾(せのお)先生(先端技術のテーマパークとしての秋葉原、街の個性との対話;コントロールではない融合)や、ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展の日本館で展示として、おたくの世界を模擬再現した森川嘉一郎氏なども出てました(⇒帰国展「おたく:人格=空間=都市」展;東京都写真美術館;NHK「新日曜美術館」出演)
森川氏の未来予想は、①オタクのアキバ離れの進行、②ITビルのスペースをオタク系企業が周旋するでしたが、まだ方向性は分からないとのことでした。
でも、なにより果たして東大の先生が言っていたような緩やかな統合・調整ってできるのでしょうか? ほとんど難しいと思いますが。野放図に任せておいたら、街自体がつぶれてしまうってのは少し言い過ぎでは! でも、番組構成上の問題として、森川氏の言うところの個が街を形成という秋葉原の特殊性のコンセプトと対比させて、妹尾氏の緩やかな統合・融合を当ててきたのかも。 
都市設計や将来の日本の産業への転換云々という大風呂敷を広げるよりも、無難ですが、「にんげんドキュメント」のような、ミクロ的視点として各個人の中に内在するおたく的な心、何かに魅力を感じる心というものを中心にまとめたほうが良かったかも。
最後に、この街には何があるか?というゲームの答えは、分からないものの中に未来への鍵が隠されているかもしれない。分からないものがうごめいているのかもでした。

ちなみに、見逃してしまった方は、1月4日(水) 翌 01:15~翌02:00(NHK総合)で再放送されます。

【参考】:PCパーツショップが考える秋葉原ブーム(ITmedia)
第1回 「アキバらしさ」とは何か

第2回 「アキバブランド」という考え方とその価値

第3回 秋葉原ブームが収束したとき

【新聞】:日本経済新聞 2006年1月10日朝刊
「ニッポンの力 9 オタクが鍛える市場 推計650万人、1兆4000億円」

【ウェブニュース】:Slash Games
20年後のコンテンツビジネスでは“萌え”が当たり前のものに?! -萌えてはいけない。(前編)

クリエーターはビジネスマンの食い物にされるな! -萌えてはいけない。(後編)

【調査】:浜銀総研
急騰する「萌え」関連株(PDF)

2003年のコンテンツ市場における「萌え」関連は888億円(PDF)
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
 はじめまして。先日はコメントとトラックバックありがとうございます。「知的好奇心に響きます」と書いて頂いて感謝するやら赤面するやら。

 「(マスコミの論理からして)分からないものがうごめいている」ということをここまでポジティヴに取り上げたドキュメント番組って最近少ないものですから、この番組のスタンスは余計に際立っていたと思います。個々人のオタク的な心が組み合わさることで街の風景やテイストが大きく変わった、というフレームワークも含めて。

 当方もこちらにちょくちょく立ち寄らせていただきたいと思います。ありがとうございました。
2006/01/07
(土) 21:37:30 | | あたしか #-[ 編集]
あしたかさん
ご訪問・コメントありがとうございます。遅れましてすいません。
こちらこそ最近になって動きはじめたような人間なので、コメントをしてしまって、恥ずかしい気分です。
社会学的な見地から、その内面や背景をどのようにとらえるのか興味をもっていたせいもあり、訪問させていただきました。
当該の番組については、お堅いマスコミ(NHK)が取り上げていた意外性にも感心を持ちました。
あと、余談ですが“英語でしゃべらナイト”(1月2日放送)でもやってて、おもわず見てしまいました。俗物根性ってやつでしょうか(笑)。東京のキーワード探しと銘打って、にっぽんの現場である意味指摘されたような、「技術と想像」、+“萌え~”(パックン談;笑)が出てました。また、モノに魂を込めるというアニミズム的思考との関係性も指摘してました。
参考:英語でしゃべらナイト(BN)⇒http://www.nhk.or.jp/night/arc-20060102.htm
2006/01/11
(水) 22:25:46 | | 有閑人 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://yuukansimin.blog7.fc2.com/tb.php/346-45c0bfdd
この記事へのトラックバック
 昨夜は昨年末放送された「秋葉原 年の瀬の物語」が再放送されていた。様々な場所にスポットを当て、その現場で起こっている事象やそこに関わる人々を定点観測していくといった趣のこのドキュメント、この回では近年妙にフレームアップされている秋葉原界隈にスポットが当
2006/01/05(木) 22:04:40 | 球根栽培法

copyright © 2005 有閑市民のすすめ all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。