有閑市民のすすめ
ゆったりと日々を過ごす。日常の中で感じたことや、趣味、興味のことなど。最近は、WHOTAKUな日々を満喫!? コメント・トラックバック、大歓迎!! ご自由にどうぞ。
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ローゼン小劇場 ~今日はくんくんの日《妄想》~
おもむろに、テレビのスイッチを入れる真紅。
ジュン:「何だ? 真紅」
真紅:「今日は、くんくんの新春スペシャルがあるのよ」
ジュン:「よくチェックしてんなぁ」
真紅:「当然よ」
・・・・・・
くんくん探偵のOPが流れ始める。
羽織袴姿のくんくんたちが、新年のお決まりの台詞を・・・
くんくん:「・・・それでは、テレビの前のみんな、用意はいいかい! それでは、スタート!!」
『くんくん探偵、新春スペシャル “落ちていた栗きんとんの謎とは・・・”』
◆ある豪邸の客間
くんくん:「それで、盗まれたのは・・・」
マロン伯爵:「ご先祖様の肖像と勲章だ」
ネコ警部:「何! あの国王陛下から頂いたという・・・」
勲章は、昔、国王陛下の窮地を救った伯爵のご先祖様が頂いた大事なものだそうだ。

◆始まりは・・・
元旦の今日、僕は、やっと取れたくつろぎのひと時、探偵事務所でおせちを食べていた。
くんくん:「それにしても、この栗きんとんの色、少し変だな。買ったばかりなのに」
電話のなる音。電話に出るくんくん。
くんくん:「もしもし、こちら、くんくん探偵事務所でございます」
ネコ警部:「あっ、くんくんか」
くんくん:「ネコ警部、明けましておめ・・・」
ネコ警部:「そんなことより、大至急来て欲しいんだ!」
そんなことで、マロン伯爵の屋敷に向かうことになったんだ!

◆伯爵邸
マロン伯爵:「そうなんだ。私が厨房で栗きんとんを作っている隙に・・・」
くんくん:「栗きんとん!?」
マロン伯爵:「いやー、実は、私は栗きんとんが大の好物で、ついに手作りするまでになってしまった」
くんくん:「へー、あっ、実はお聞きしたいのですが、買ったばかりの栗きんとんなのに、僕のはすごく色が悪いのですが」
マロン伯爵:「そうだなぁ、それはおそらくアルミの鍋を使ったに違いない。アルミとサツマイモが科学反応を起こして変色してしまったんじゃないのかな」
ネコ警部:「くんくん! 雑談はそれまでにして、事件の方じゃ」
くんくん:「あっ、すいません、ネコ警部。では、事件当日の状況を詳しく教えていただけませんか」
マロン伯爵:「あれは、昨日のことだった。私がメイドと一緒に厨房で栗きんとんの下ごしらえをしていた時だったと思う。書斎から物音がしたので、行ってみると、壁に飾られていた肖像画が消えていた。その後、警察の調べで勲章もなくなっていたことが分かったんだ」
くんくん:「うーん、書斎へは、厨房の前の廊下を通らなければいけない」
マロン伯爵:「そうだ」
くんくん:「外からの侵入は?」
マロン伯爵:「窓には格子がついている。それに警察の調べでは、外した形跡や侵入した形跡はないそうだ」
くんくん:「うーん。とりあえず現場を見せていただきましょう」
執事:「旦那様、明日の準備はいかがいたしましょう」
くんくん:「明日の?」
マロン伯爵:「ああ、明日は家族や友人を招いて年賀パーティーをすることになっている。毎年恒例でね。そう、肖像画と勲章もパーティーで飾るつもりだった。現場に案内してあげなさい」
執事:「はい」

◆現場へ
くんくん:「いやー、それにしても広い書斎ですね」
マロン伯爵:「書斎とは言っても、倉庫代わりに使っているんだがね」
窓の様子を確認するくんくん。
くんくん:「確かに・・・。鍵もしっかり掛かっている」
ネコ警部:「ということは、くんくん、やはり・・・」
くんくん:「そう、密室ということになりますね」
ネコ警部:「じゃあ、どうやって!?」
書斎の中をゆっくりと歩くくんくん。部屋の端に栗きんとんの栗のかけらを見つける。
くんくん:「解けない謎はない! 真実は必ず僕に微笑む!」
自信ありげに思案するくんくん。
くんくん:「とりあえず、皆さん、もう一度客間へ。そこで説明します」

◆真犯人は?
客間に集められる関係者。
客間に集まったのは、マロン伯爵、執事、料理を手伝っていたメイド、そして、くんくんに、ネコ警部。
くんくん:「では、みなさん、この事件の種明かしをしましょう」
みんなは、一様に驚いた様子。
くんくん:「では、もう一度、お聞きします。まず、マロン伯爵、あの時間厨房を離れたことはありませんでしたか? それと、あの部屋に入ることができるのは?」
マロン伯爵:「ああ、トイレに一度。私と執事だけだが」
くんくん:「メイドさん、その時に変わった様子は?」
メイド:「いいえ、何も。旦那様もすぐにお戻りになりましたし。あっ、そういえば、執事さんが、明日の用意のために厨房の前を通りましたが」
くんくん:「執事さん、あなたは明日の準備のために走り回っていた。そうですね?」
執事:「そうですが、それが何か?」
くんくん:「いえ」
執事:「旦那様、私は明日の準備がまだ残っておりますので」
マロン伯爵:「ああ、そうだな」
執事:「それでは、これで」
客間をあとにしようと振り返る執事。執事のスーツの中のタッパーが床に落ちる。
くんくん:「やはりそうか! ペロリーナ男爵!」
執事:「!?」
くんくん:「お前は、執事に化けたペロリーナ男爵だ!!」
執事:「何をおっしゃいます」
くんくん:「その証拠は、栗きんとんだ!」
驚く、みんな。
ネコ警部:「どういうことじゃ、くんくん」
くんくん:「第1に、書斎の端に栗が落ちていた。そして、あの書斎に入れるのは、伯爵と執事の二人のみ」
ネコ警部:「それだけでは。現に伯爵も栗きんとんを作るために栗を持っていたのでは?」
くんくん:「それは、考えられませんね。トイレに行くのに食べ物を持って行きますか?」
ネコ警部:「うーん」
くんくん:「第2に、栗のタッパーをなぜ持っているのでしょう。それにあなたの袖口に栗きんとんのシミが付いている。おそらく、おいしそうな匂いにつられて、ついつまみ食いをしてしまったってところかな。そして、こんなことをするのは・・・」
・・・・・
ジュン:「やっぱり、食いしん坊は、天罰を受けるんだな」
真紅:「それは、どういうことかしら!」
・・・・・

◆ペロリーナ男爵、登場!!
くんくん:「観念しろ! ペロリーナ男爵! 往生際が悪いぞ!!」
執事:「ふふふ、ばれてしまっては仕方ない。くんくん、よくぞ、変装を見破ったな」
くんくん:「やっと姿を現したな、ペロリーナ男爵!!」
ペロリーナ男爵:「あははは、捕まるものか!! さらばだ! くんくん!!」
逃げるペロリーナ男爵。後を追うくんくんとネコ警部。
ペロリーナ男爵は、窓から飛び出そうとするも、肖像画が引っかかって出られない。あきらめて、肖像画を手放す。逃げようとした瞬間、窓枠に引っかかってポケットが破れる。床に落ちる勲章。悔しがりながらも逃げていくペロリーナ男爵。
くんくんは、肖像画と勲章を手に
くんくん:「ペロリーナ男爵めー!!」
その後、納屋で縛られている執事さんを発見。

◆パーティー
事件が解決おかげで、パーティーは予定通り開かれることになった。
僕は、肖像画と勲章を取り戻してくれたお礼として、マロン伯爵にパーティーに招待されることになったんだ。
マロン伯爵:「どうもありがとう、くんくん」
くんくん:「どういたしまして」
その後の調べで、ペロリーナ男爵は今日がパーティーだとの情報を得て、その準備の混乱に乗じて、勲章を盗み出そうとしていたことが分かった。肖像画を一緒に盗もうとしていたのは、あくまで、カモフラージュにしようとしていたということだった。
・・・・・
真紅:「あ~! さすが名推理! くんくん~!!」
・・・・・
マロン伯爵:わたせせいぞうさんチックなネーミングすいません(笑)
栗きんとんの変色:何にでも興味を持つ古畑任三郎的に横道に逸れてみました。
アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル”より、決め台詞、使わせていただきました。
“ローゼン小劇場 ~元日編~”に続いて、ちょっと作ってみました。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
・・・・・
追伸:
昨年末にようやく買った、光の螺旋律、ARIAサントラでまったりとしてます。特に、ARIAサントラはCMのキャッチ通り素晴らしい!! 心が洗われる曲目が並んでます。感動のあまり目元が潤みますよ。ARIAを見ていた方なら、この感覚、きっと分かってくれると思います。レンタルでもいいので、是非視聴してみるべきです!
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