有閑市民のすすめ
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映画「蒼き狼~地果て海尽きるまで~」を見る前に・・・
NHK高校講座「世界史」、彼の時代の後、つまり元から明にかけて・・・。映画を“見る前”に“その後を見てしまった”わけでしてww

テーマは、「銅銭と銀~東アジアの交易の時代~」
映画というと、政治や戦闘、そしてその中で生きる人間が中心ですが、お金・経済から見ると、どのようだったのかというものでした。
専門分野の関係で、お金の歴史の本などもあるのですがww

ご存知のように、チンギスハーンの後のモンゴル帝国は、(大)元&汗国に。
現在で言う「グローバル経済」の進展によって、これまでの銅銭を止め、決済の利便性(特に従来から欧州との取引では銀中心)などから統一通貨=銀(秤量貨幣)を採用。面白いのは、元は税金を銀で金納させ、汗国への贈り物として与えるが、彼らは高級物品を買うことで、また元に戻ってくる銀の流れ。
しかしながら、当時の銀の量が限られていたことですね。これによって、この流れは破綻をきたすことになる。
講師の上田先生は、貨幣の定義を色々と列挙されていましたが、やはり歴史学者&高校生向けだからでしょうねwwと感じましたが、「適度に量がある」ってのは、今回はその量に関係しているからなんですね。
ちなみに、経済学的な定義には、「価値尺度」、「交換媒介」、「価値保存」ってのがありますが、その前提(お金に適した素材)して、価値が(ほぼ)安定し、加工しやすく、耐久性あるってのがポイントになります。金が優れているのは、まさにこの点に因りますね。

さらに、興味深いのは、明の朱元璋は、元の経済政策への反動から銀をなるべく使用しないようにし、税も物納と引き締め政策にかかる。銀を用いることが多い貿易でも、海禁政策・冊封体制(朝貢貿易)を敷くことに。しかも朝貢もあまり来ないように制限って・・・「管理貿易」ww かなり昔(原始)に戻ってしまった、しかもセコイ感じですね。

当時の日本と言えば、「遣明船貿易(勘合貿易)」や「倭寇」なんてキーワードも浮かびますよね。現代史風に言えば、「ブロック経済化」でしょうかね。ある種EUみたいでもありますが。
その後、欧州は大航海時代、新大陸からの銀の流入と・・・。
結果、「銀=世界通貨」の流れには勝てなくなるのですね。
日本の幕末にも、この「銀=世界通貨」は影響を及ぼしているも周知でしょうけれども。

世界史を、国ごとの縦軸(時間軸)で見るのではなく、テーマに沿った横軸で見るのも楽しいですね。原因と結果の流れもまた、新鮮に感じます。
そういえば、「墨攻」終わってしまったかなぁ・・・

映画公式HP:http://www.aoki-ookami.com/
NHK高校講座「世界史」:http://www.nhk.or.jp/school/bangumi/high_sekaishi/1-ban.html
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